ESGについて勉強するブログ(仮)

2018年1月1日より開始した、ESGへの取り組みをCSRとして取り入れられないかと勉強するためのブログです。

【ESG】なでしこ銘柄

ESGについて調べ始めた時から気になっていたんですが・・・

この「なでしこ銘柄」っていう名称。

 

女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」(METI/経済産業省)

なでしこ銘柄とは

経済産業省は、東京証券取引所と共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定し、発表しています。

なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。

 

ESGでいうとS(Social)の部分での「女性活躍」を指していると思うのですが、逆に幹部登用で外部へのポーズだけを取っているように見える企業もあり、ひっくるめて「なでしこ」って言うのもどうなのか・・・というのが個人的な意見です。

日本はまだまだホモソーシャルな国であり、特に既得権の多い会社上層部で女性として働いていくためには、まだまだ迎合せざるを得ない部分もあると感じています。実際にデータを集めているわけではないのでただの偏見ですが、その『ホモソーシャルで生き抜く技術』なりバックアップがある方が幹部に登用されている、ということも多く、女性が働きやすい環境が整っている、男女ともに育休が取れる環境である、日常的にセクハラ、モラハラなどが発生しない(男性の多い職場では、女性が柔らかくいなすことで見過ごされている部分も多くあるかと思います)環境が整っている、という場合にこそ「なでしこ銘柄」として承認されるべきでは・・・と思うのですが、なかなか数値化は難しいですよね。